写真(上)
昭和6年6月に開通したときの駅名は「四ツ指駅」となっていた。とんでもない勘違いである、まもなく改名して四ツ井樋駅となる。
写真の四ツ井樋踏切付近にあった。すぐ近くに佐々川があり、その鉄橋を渡るためこの駅のホームはカーブしていた。開通から半年後には佐々行きの分岐駅となった。そのため機関車の方向変換をしなければならず駅構内は広めであった。佐々町の口石や木場からの通学生はこの駅から乗下車していた。
写真(中)<四ツ井樋水門>
昔は水門が4つあったらしいが現在は5つある。
写真(下)<大新田排水機場>
江戸時代に干拓して作られた新田で、松浦藩内で最も広い水田地帯である。最近は郊外型店舗や高速道路も建設されて狭まりつつある。水門は満潮のとき海水が田んぼに入らないように開閉を行っている。それでも大雨が降れば、田や道路が冠水するので大型ポンプでこの雨水を堤防を越えて佐々川に排水するように作られた。写真左側は佐々町が以前設置したもので、右側は現在建設中の高速道路に伴うもので国土交通省が作った。
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