2009年10月14日水曜日

江迎鹿町駅

<えむかえしかまち駅>

昭和14年に平戸口ー潜竜間が開通したとき、江迎駅として作られました。行政区画上は鹿町町になるけど、川ひとつ隔てたところが江迎町の中心地になるためこのような命名を国鉄はしたのでしょう。
鹿町の人は日頃から不満を言っていましたが、第三セクターの松浦鉄道になったときすぐに「江迎鹿町駅」と改名しました。

この駅舎は今年8月に新改築されました。駅の表示よりラーメン屋の看板が目立ちますね。
炭鉱全盛の頃には両町とも人口は2万人超えていましたから、合併すれば市になるなんて話もされていました。
ところが現在では合わせて1万人を少し越すぐらいに減少し、来年の4月には佐世保市へ合併されることが決まっています。

(写真はカーブ鉄橋を渡るイベントカー)
子供の頃この鉄橋は日本1のカーブ鉄橋だと聞かされていました。スケッチの時間にはよくここを描いたものでした。
しかし写真を撮ってみるとカーブはあまり感じません。

江迎名物は8月23・24日に行われる「千灯篭祭り」でしょう。子供の頃夜店の前の通りは自分の足で歩くというよりは流されている感じでした。

(下写真はちょうちんの櫓)


千灯篭のシンボルタワーは昔の江迎小学校跡地に鉄骨で組まれていて、祭りのときだけちょうちんを付け夜になると電灯のスイッチが入れられます。


われわれの中学時代の仲間は例年この祭りに合わせて同期会をしています。今年も集まり昔話をしながら花火を見ました。見物人がめっきり減ったというのがみんなの感想です。最近は不景気


もあり花火も早く終わるようになりました。そして自家用車での見物人がほとんどで、花火が終わったらひとけはさっと引いてさびしい町に戻ります。


以前は臨時バスが次々に出てどれも鈴なりの客で混雑していたのが思い出されます。

(町中にもちょうちんが取り付けられます)


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2 件のコメント:

  1. 今晩は。
    歩鉄の達人です。
    毎日ブログはチェックしています。
    確かに微妙なカーブですね(笑)

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  2. やっと地元の駅の紹介になってきました。
    個人的な思い入れだけで書き込んでいます。
    あと20駅ほどでネタ切れになります。
    その後は何にするか考えているところです。

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