たびら平戸口駅には「鉄道博物館」があります。大げさな名称ですが、(上写真)のように薄れてはいるけど堂々と書かれています。他の資料では、資料室と遠慮がちに書かれたものもあります。展示物は屋内と、屋外にもあります。
(2枚目写真)は単線運転の列車は主な駅だけでしかすれ違うことが出来ない、いわゆる閉塞区間となっていて、そこには1列車だけしか入らないように「通票」を持った列車だけしか通れないようにしていました。そのための通信連絡用のものです。屋内で使われていたのでさすがに立派にしていました。
(3枚目写真)国鉄時代各駅にあった駅名札ほうろうびきのものです。かなりありますが全部はそろっていません。
(4、5枚目写真)軌道自転車。保線工が2人でこいでいましたね。錆びた貨車は石炭輸送用ということで「セラ」となっています。
第3セクター松浦鉄道となったときこの駅は「たびら平戸口」となりました。当時は合併前の田平町だったので「平戸口」では田平町の沽券にかかわると思ったのでしょう。無理して「たびら」を入れたようですが、合併して「平戸市」になった今は「平戸口駅」がよほど感じがいいと昔を知っているものには思えます。
田平の他の駅も「東田平」より「一六駅」、「中田平」より「久吹ダム駅」とか「西田平」より「荻田駅」といったほうがローカル色が出てなじめそうな気がします。
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