2009年5月15日金曜日

山の田駅(初代)


<上 二代目山の田駅>
<下 駅付近の踏み切り>
この駅と昨日の泉福寺駅名とには初代と言うのを付ける。軽便鉄道から国鉄に変わり、松浦線が佐世保から有田まで全線開通したとき、この2つの駅は消滅していた。
この付近を歩いてみれば良くわかるのだが、谷間の狭い岩だらけの斜面に無理やり鉄道を通したという感じがする。直線の平らな区間はほとんどない。しかも昭和20~30年代の炭鉱全盛期の頃から、客車は4両編成だったので、駅にホームを作るようなところがなかった。
ところが松浦鉄道と言う第3セクターになりディーゼルカーが登場すれば、どこにでも、バスの停留所並みに駅が作れるようになった。
そこで今の山の田駅と泉福寺駅は二代目と言うことになる。駅の場所は軽便の頃とことごとく変わったが、この山の田駅と踏み切りは全く変わっていない。地形から他は考えられないのだろう。


にほんブログ村 鉄道ブログ 廃線・未成線へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿