<たかしまぐち駅>
前々回の福島口駅が浦ノ崎港の桟橋のところに作られたように、鷹島へのフェリー桟橋がある今福港のところにこの鷹島口駅は平成2年に新設されました。
確かに桟橋から最短距離の線路のところに駅は作られています。しかし、駅に行くためには、民家の間の狭い坂道を登っていかなければなりません。車で行くことはできません。
<フェリーに乗用車が乗り込んでいる桟橋>
この桟橋から 鷹島へのフェリーが運航されています。今年4月に鷹島肥前大橋が開通しました。普通なら橋が架かればフェリーはなくなるはずですが、減便にはなったけど、まだ運行されています。9月からはさらに便数は減らされるとのことです。
フェリーは25分で鷹島に着きます。途中飛島に立ち寄ったらもう少し時間はかかりますが、橋が架かっている佐賀県唐津市肥前町まで車で走れば1時間以上はかかります。だからフェリーはなくならないのでしょう。
しかし、乗船した船は乗用車ばかり数台で大型トラックは1台もありませんでした。以前は、大型車が多くて早く行って並んでいないと積み残しになることもありました。
<鷹島肥前大橋>
この橋は3月には出来上がっていたけど4月になってから開通させました。橋が架かれば離島ではなくなり、離島振興法の適用を受けられなくなるので、4月開通で1年余分にもらおうとのことだそうです。
この橋には歩道もあり歩くこともできます。なんと言っても車の通行料金が無料というのがすばらしいものです。今は民主党が総選挙に勝って高速道路を無料にするといっているので珍しくありませんが、長崎県では長崎市にある女神大橋(もちろん有料の橋)に次いで2番目に大きな橋(1251メートル)です。
橋が架かってからは島の中の交通事情が一変しました。県外ナンバーの車も含めて狭い駐車場はどこも平日でもあふれています。
鷹島の鷹は英語でホークということで、プロ野球ソフトバンクホークスとタイアップした催しをしたり、王監督(当時)の揮毫による記念碑などもあります。
<今福港の突堤は釣堀>
今福の港から終戦間もない昭和23年、少しばかりの家財道具と一緒に家族4人が小さな漁船に乗り、父の就職先である飛島に渡ったのが小学1年の秋でした。2年になった春には今福に戻ってきたので、この突堤では良く遊びました。当時より突堤は延長されていました。夏休みで大勢魚釣りに夢中になっていました。釣れるのは本当に小さいものばかりでした。
<今福から見た鷹島>
<松浦水軍の兜がある道路公園>
敵の大将がこんなのをかぶっていたら、那須与一ならずとも打ち落としたくなるでしょうね
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