2009年7月20日月曜日

こぼれ話10

(10)喜久屋について


<喜久屋の二代目夫婦>


臼の浦駅や袋が浦のことについて詳しく話を聞かせてもらった。


喜久屋は佐々町口石で商店をしていた湯浅菊蔵さんが臼の浦で創業を始めた。もともとは引き船屋だったそうだが、軽便鉄道が開通して臼の浦港まで石炭輸送ができるようになったら、鮮魚運搬船に変わった。昭和7年には奥さんが旅館と料理屋も始めた。


現在は三代目が釣り人相手の瀬渡し船とその客相手の旅館を経営している。


臼の浦港から石炭を積み出していた頃は活気があり大変賑やかだったそうだ。


現在は無人島になっている3島には住人がいたそうです。上小高島には養魚場と料理屋があり観光地となっていた。また下小高島とトコイ島(時計島ともいう)では石切り場があり生活していたそうだが今はそのときの住人はみんな九州本土に移り住んでいるそうです。




<現在の喜久屋>



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