2009年11月10日火曜日

相浦駅

<あいのうら駅>


大正9年に佐世保軽便鉄道が最初に相浦ー大野(現在の左石)ー柚木間に鉄道を引いたときからこの駅は始まりました。

港と谷間の集落地の間を縫って通った線路ですから無理して駅を造った様子がうかがえます。

当時学生だった人の話では、朝駅に行ったら乗り場が変わっていて面喰ったことが何度かあったそうです。

今の相浦駅に港から行くと道路から階段を上った所に(写真1枚目)の地下通路みたいなところに「相浦駅」と書いてあります。その通路の上が線路ですからそこを通ってまた階段を上ったらホームにたどり着きます。(2枚目写真)

いわゆる島式ホームで上下2線しか今は使われていませんが、引き込み線も多数あった様子がうかがえますし、(3枚目写真)の車輪止めもそのまま残っています。


(草むらにそのまま放置されている車止め)

引き込み線跡は長いこと放置されていたけど、最近住宅団地として再開発されました。(4枚目写真)

(5枚目写真)は相浦港ですが、漁港としてわずかばかりの漁船が停泊していました。

向い側の煙突は九州電力の火力発電所(燃料は重油)ですがあまり運転されることはなく原子力発電所に任せているような感じがします。



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