明治31年に伊万里まで鉄道が開通した後は、「伊佐鉄道」という呼び名で伊万里から松浦半島を通り佐世保までつなぐという地元の要望があったそうです。それが実現し始めたのは昭和5年になって、楠久まで延伸開業しましたときからです。
そのときこの東山代駅は開設しました。今では回りに民家は少なく町外れの駅という感じがします。
近くに桜の古木「明星桜(みょうじょうざくら)」という名木があります。シーズン中は狭い道幅の通り抜けができないところは車でひしめきます。
<満開の明星桜>
明星桜はエドヒガン系の桜の樹で、久安年間(1145~1151年)に京都の壬生寺から持ってきて植えたとの伝承があるそうです。名前の由来は夜間樹下で火を焚いて眺めると花びらが火にはえて明星の趣があるところから名づけられたと説明書きにありました。
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