<やまのた駅>
かわいい時計塔のある駅舎ですが、山の田駅も隣の泉福寺駅と同じような運命をたどってきました。軽便鉄道の駅として始まり、国鉄となり列車が大きくなったらホームの拡張もできず、貨物の取り扱いをするスペースもなく駅は廃止されてしまいました。
ところが民営化され、さらに第三セクターに転換されて、気動車がバスみたいな走り方をすると駅が復活しました。
この付近は岩盤の傾斜地で鉄道を通すのにかなり苦労をしたみたいです。
佐世保は埋め立て地以外には平坦地はなく狭い谷間に道路と鉄道を引いたので かなり無理をしています。
(4枚目の写真)は近くの山の田水源地の桜並木です。ここは春になると花見客で賑っていましたが、最近はそれほどではありません。
昭和6年に臼の浦まで軽便鉄道が開通したとき、小佐々の人が大層喜んで作った鉄道唱歌の替え歌がありますので、1番だけ紹介します。
汽笛一声 上佐世保
早わが汽車は 離れたり
桜の名所 山の田を
過ぎれば 次は左石
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