国鉄となり改軌されて現在地に2代目小浦駅が作られたのは終戦直前の昭和20年3月です。戦時中に鉄道隊が来て突貫工事をして線路を敷設したのを近所のお年寄りはよく覚えておられます。
この辺りは佐々川の河口にあたり江戸時代から(もっと古いかもしれない)干拓をしてきたようです。江戸時代には塩田もあり松浦藩が取り仕切っていたそうです。(3枚目の写真)はホームのはずれにある塩田跡記念碑。
そんなところを昭和になってからも農業用地として干拓を続け米余りで農地をもてあまし、国は県へ、県は町へと委譲して佐々町は工業用地・商業地として最近になって使い始めました。地価が安かったのでしょう瞬く間に埋まっていきました。
最後に残った3000坪あまりの土地に町の誘致に乗って健康センター系の温泉センターが温泉施設を作ろうとして、ボーリングを昨年始めました。1300メートルほど掘ったけど湯の量が少ないということで温泉はオジャンになりました。
地元ではずいぶん期待していただけに残念でした。
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